こんにちは。本日のブログ担当です。
本日は雷のお話です。
雷というのは古来から不思議な現象として知られていて、色んな神話も語り継がれるところ(日本語でも「神鳴り」ですね)となっています。
ところで、雷はお米を作るのに大切だ、ということをご存知でしたでしょうか?
雷が田んぼに落ちるとお米がよくできるのだそうです。そんなことをよく観察したものだと舌を巻きますが、科学的な裏づけもちゃんとあるのです。
そういう事実を知っていた昔の人々は、ちゃんと名前に残しているのです。
「雷」という漢字は「あめかんむりに田」と書きますし、「イナズマ」という言葉は「稲の妻」と書きます。
……というお話を昔、テレビで笑い飯が言っておりました。
ちなみに科学的な裏づけというのは高校の理科で習います。化学の内容と生物の内容がございますが、空気中・水中の窒素が雷によって生物に取り込まれやすく変化するのです。
窒素は生物にとって必須の成分ですが、空気中の窒素分子の状態では取り込めない。しかも窒素分子が3重結合しているため、引き剥がすのが大変なんですね。
ちなみにその大変さを克服したのが「ハーバー・ボッシュ法」でこれに関連するプラント設備はたくさんあります。今やっている仕事と高校で習った内容がリンクしてるなあと思った事柄のひとつでした。
以上です。