ウェイトトレーニングのやり方を間違えて、逆に身体が大きくなってしまった本日のブログ担当です。
経費削減の一環で『会議の時間は30分以内に!!』というような無駄な時間を無くす動きはどこの会社でもスローガンとして掲げていると思われますが、実際のところ、実施出来ているところは少ないように思えます。元々話し合いをする予定であった内容から大きく外れて、別の方向の話になった時には目も当てられません。このような状況を小田原評定とも言いますが。。。
小田原評定とは豊臣秀吉が小田原征伐の際にこの時点でほぼ決していたにも拘わらず、北条方が篭城して戦う、伊達・徳川が味方に付いてくれるという思惑もあり、長期に渡り和睦する為の評決をなかなか出せず、和睦を決めたときにはもう手遅れで代々続いた名門の北条家が滅亡するという事態になったことから、現在も会議でなかなか結論が出せない時に使われます。
このようにマイナスイメージしかないような小田原評定ですが、行政や会社でも学ぶべき部分もあるように思えます。強権なリーダーのトップダウンだけで決められてしまうのではなく、合議というかたちで話し合いをし、採決するという民主主義の根本がそこにはありました。
つまりはただ会議の時間を短くするのでは無く、話し合いをしなくてはいけない事、決めなくてはならない事を明確にし、話の方向が逸れないような効率の良いミーティングを心掛けることが大事という事ですね。
因みにこれを家庭で実行すると『冷たい』だとか『もう少し考えてよ』等と怒られることもありますので、私は出来るだけ早く結論が出せる小田原評定を心掛けています。