こんにちは、本日のブログ担当です。私は関西弁を母語としているので、本日は関西弁について。
まず最初に言いたいのは、大阪の言葉や京都の言葉を「関西弁」と十把一絡げにするのは、関東全域の言葉をまとめて「関東弁」と呼ぶ程度の暴挙だということです。ちなみに私は関東弁と呼んでいるので、関西弁と言われるのは気になりません。
京都弁と大阪弁の違いの一例を挙げてみます。
敬語を表す助動詞「~はる」ですが、京都だと「飲まはる」、大阪だと「飲みはる」という違いがあります。国語の用語で言えば、前者は未然形に接続し、後者は連用形に接続するということです。ですので五段活用の動詞だと明確に違いが出ます。ちなみにこの話は日本語を勉強した外国の方から聞きました。よく知っているようでも気づかないことは多く、日々驚かされることの連続です。
違いを探していくと様々なところに行き着きます。他のお話はまたどこかで。
以上です。