こんにちは、本日のブログ担当猫好きRです。
本日、1月11日は【塩の日】ということで、その由来となった逸話をひとつ。
遡る事約450年前・・・
風林火山で有名な甲斐の虎と呼ばれた武田信玄
信玄は当時同盟を組んでいた駿河の今川氏との関係を悪化させてしまいました。
そのことにより、今川氏は武田の治める甲斐国への塩の供給を止めてしまった・・・。
塩は人間の生命維持に必要不可欠なもの、海のない甲斐の人々は塩が手に入らずほとほと困っていたのですが、
そこで立ち上がったのは越後の上杉謙信。
信玄とは長きに亘り交戦中だった謙信ですが、
その今川の行いを卑怯とし、越後の塩を送ったのが永禄11年1月11日。
・・・”我は兵にて戦いを決す、塩にて敵を屈せしめることをせじ”・・・
上杉謙信の男気が光るこの逸話、そこから『敵に塩を送る』という言葉の元になった記念日みたいです。
“争っている相手でも、争いの本質ではない部分では弱みにつけこまず、援助を与える”意として使われています。
素敵ですね、上杉謙信。
また謙信はこうも言っていたそう・・・
“人の落ち目を見て攻め取るは、本意ならぬことなり”
美化されている説や、真偽がわからない話ではありますが、
450年後の今でもこのような話が残るなんて素晴らしいですね。
では。